居室内の配線工事は必要ですか?

基本的に居室内の配線工事は不要となります。大きな配線工事がないので既存施設からもお問い合わせを多くいただいています。居室内では無線の呼出ボタンやコンセントから給電する映像ユニットや会話ユニットを使用するので大きな工事が必要ありません。共用部や廊下にメインユニット(ナースコール用送受信機)やネットワーク機器を設置しますので、限られた箇所に配線工事は必要となります。利用者様は普段の生活をしながら入れ替えができ、コストカットした分で上位シリーズを採用することもできます。
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ココヘルパを導入するために必要な設備工事は何ですか?

LAN配線、電源配線、無線ネットワーク設備(ココヘルパA以外)が必要になります。※インターネット環境推奨
管理用パソコン – LAN配線、100Vコンセント
メインユニット – LAN配線(MH23には100Vコンセントが必要、MD50はPoE給電対応)
呼出ボタン – 電池駆動(配線不要)
各種ユニット(居室内)- 100Vコンセント
ネットワーク機器 – LAN配線(機器によって100Vコンセントが必要)

ユニットケアをしており、ユニット単位で導入することはできますか?

ユニットごとや一部のエリア(例えば5室のみ)などでも導入可能です。使用しているナースコールが部分的に故障してしまった、部分的に映像確認したいなどのご要望にもお応えできます。部分的な導入後、設置範囲を広げて、ゆくゆくは全館で入替えという計画にもご対応しています。

無線ネットワークを構築する際に注意点はありますか?

原則としてスマートフォンを持ち歩く場所で使用可能なWi-Fiが必要です。さらに注意点としては弊社動作検証済みのアクセスポイントをご使用ください。メッシュネットワーク、集中コントローラーの使用は出来かねます。詳しくは弊社までお問い合わせください。

機器の寿命はどの程度ですか?

システム内においての各機器により寿命は違います。
メインPC→製品保証は1年間ですが、おおよそ4年に一回は予防メンテナンスが必要と考えます。
DT50(会話ユニット)→保証期間は1年間ですが、製品設計寿命は10年以上確保できる部品ならびに設計として進めております。
WT50(メディアユニット)→保証期間は1年間ですが、製品設計寿命は10年以上確保できる部品ならびに設計として進めております。

メンテナンスはどのような形で受けれるのですか?

何か不具合があれば、まずはリモートでメンテナンスを行っています。ナースコールやネットワークの状態が分かりますので、ご訪問をせずにおよそ8割のメンテナンスが完了します。残り2割は機器の故障や交換が必要となりますので、弊社や代理店にてご訪問にて対応させていただきます。