離床センサーの選び方を紹介!選ぶ際のポイントは?

コラム

2024.10.09

より安全な施設運営のために多くの介護施設で導入が進められている離床センサー。
今回は目的にあわせた選び方や選定のポイントを紹介します。

目次


離床センサーは目的にあわせて選ぼう
立ち上がった時の、転倒や事故を防ぎたい場合
徘徊を検知したい場合
体の動きが激しく、頻繁に通知が来るのを避けたい場合
離床センサーのマットを置けない場合
離床センサーを選ぶ際のポイント
通知方法で選ぶ
ケーブルの有無で選ぶ
価格で選ぶ
まとめ

 

■離床センサーは目的にあわせて選ぼう

離床センサーは高機能なモデルもありますが、目的にあっていなければ介護現場では十分に効果を発揮できません。ここでは目的にあわせた適切な離床センサーの選び方を紹介します。

無線ナースコール「ココヘルパ」の共通センサーなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

立ち上がった時の、転倒や事故を防ぎたい場合

ベッドから立ち上がったときの転倒や転落を防ぎたい場合は、ベッドセンサーやマットセンサー、ベッドサイドセンサーなどがおすすめです。そのほかピローセンサーやクリップセンサーなども一般的に活用されています。

ジーコムでは、無線ナースコールシステム「ココヘルパ」を提供しています。呼出ボタンだけではなく入居者の状態に合わせた多彩なセンサーを用意しており、センサーパッドから2秒間体が離れたことを検知する「ベッドセンサー」や、マットを踏んだことを検知する「マットセンサー」なども揃えています。他にも赤外線センサーを内蔵した離床センサーも取り扱っており、ベッド底や側部に取り付けてベッドから降りることを検知できます。
すでに他社の見守りセンサーを搭載している場合でも、ココヘルパであれば他社システムと連動が可能です。また映像付ナースコールであれば録画録音機能があるモデルもあるため、万が一事故が発生した場合にも要因分析が可能となり再発防止策にも効果的です。

徘徊を検知したい場合

入居者の徘徊を予防するためには、ベッドから降りたことを検知できるマットセンサーや、居室の出入りを検知できる赤外線・超音波センサーが適しています。
無線ナースコール「ココヘルパ」の共通センサーの中には、廊下や通路に設置して通過を検知する「空間センサー」や、ドアに設置して開閉を知らせる「ドア開閉センサー」も用意しており、禁止区域への立ち入りを検知したり徘徊予防に役立ちます。

体の動きが激しく、頻繁に通知が来るのを避けたい場合

入居者が比較的自由に体を動かせる場合、頻繁に離床センサーが反応してしまい不要な訪室につながってしまいます。このようなケースであれば、ベッド上にセンサーを設置しないタイプがおすすめで、床に敷くマットセンサーなどが適しています。
無線ナースコール「ココヘルパ」の共通センサーでは、床に敷くマットセンサーやベッド底や側部に取り付けられる人感式の離床センサーの利用がおすすめです。

離床センサーのマットを置けない場合

部屋のサイズ的にマットを置けないケースや、入居者がマットの設置を拒否することもあります。
そのようなケースでは無線ナースコール「ココヘルパ」の人感式離床センサーがおすすめです。

ナースコールシステムとしては介護施設の見守り体制を強化したい、スタッフの業務効率化向上を図りたい場合には多彩なセンサーを一体化させた映像付ナースコール「ココへルパX」がおすすめです。
ココヘルパ最上位モデルのココヘルパXは映像付ナースコールの機能のほかにも非接触で離床動作や体表温計測、呼吸などさまざまな状態確認が行えるため、マットセンサーを設置するスペースが気になる場合やマットが視界に入ることで生じる入居者のストレスを避けたい場合にもおすすめです。

ココヘルパX

 

■離床センサーを選ぶ際のポイント

離床センサーを選ぶ際のポイントも把握しておきましょう。

通知方法で選ぶ

離床センサーの通知方法は、ナースコールと連動してナースコールシステムに通知されるものと、センサーの専用受信機に通知されるものがあります。
規模の大きな介護施設ではナースコールを導入していることも多いため、ナースコールに連動して通知できるものがおすすめです。一方、専用受信タイプの離床センサーは、小規模の施設や在宅ケアなどでも導入できます。

ケーブルの有無で選ぶ

離床センサーは、ケーブル式とコードレス式の2つのタイプがあります。コードレス式の離床センサーはベッド周辺や床の配線をなくして、入居者が引っかけたりつまずいたりする事故を防止できる点がメリットです。しかし専用の送信機が必要になるケースもあるため、ケーブル式と比べると割高になる傾向があります。

価格で選ぶ

離床センサーは種類や機能、メーカーなどによって価格は異なるため、各社の製品を比較検討することがポイントです。離床センサーの種類と必要台数をあらかじめ明確にしておくと、予算も立てやすくなります。

■まとめ

介護施設での活用が進められている離床センサーは、入居者の安全性を高めるほか、介護スタッフの業務効率化も可能にします。離床センサーは種類が豊富にあるため、それぞれの特徴を把握して最適なタイプを導入しましょう。
無線ナースコール「ココヘルパ」はベッドセンサーやマットセンサー、人感式の離床センサーなど多彩な共通センサーを用意しています。他社の見守りセンサーとの連携もできるため、一括での情報集約が可能です。
またココヘルパ最上位モデルココヘルパXは、センサー一体型のナースコールシステムです。通常のナースコール機能に加え、離床や身体異常など入居者の状態変化の自動通知が可能です。さらに万が一事故が発生した場合の録画録音機能を搭載しているため、原因を明らかにして再発防止策にも役立てられます。

見守り体制を整えられるナースコールを導入したい場合は、ぜひココヘルパをご検討ください。

 

▼無線ナースコール「ココヘルパ」の共通センサー
https://www.gcomm.co.jp/cocohelpa/sensor/

▼無線ナースコール「ココヘルパ」とつながる他社センサー連動
https://www.gcomm.co.jp/function/interlock/

▼センサーと映像で見守り強化ができる無線ナースコール「ココヘルパX」
https://www.gcomm.co.jp/cocohelpa/x/

 

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