介護施設で使うナースコールの選び方は?ポイントを解説

コラム

2025.05.13

介護施設にはナースコールの設置が義務付けられています。昨今ナースコールはたくさんの種類がありますが、介護施設ではどのような機能があると便利なのでしょうか?
本日は、介護施設で使用するナースコールの選定において押さえておきたいポイントを解説します。

>>>関連記事 ナースコールの使い方を分かりやすく解説!使いやすいナースコールとは?

 

目次


介護施設におけるナースコールの選び方
業務効率化につながる機能が備わっているか
長期にわたり使用ができるか
施設規模や課題解決に適したシステムが備わっているか
導入のしやすさもチェック
まとめ

 

■介護施設における使いやすいナースコールの選び方

ナースコールの使いやすさは入居者目線からだけでなく、スタッフ目線も意識しなければなりません。

業務効率化につながる機能が備わっているか

ナースコールの機能は呼び出すだけのシンプルなものから、介護スタッフの業務を効率化できる豊富な機能までさまざまあります。
介護現場では近年、少子高齢化によるスタッフ不足と介護ニーズの高まりから、業務の効率化が重要視されています。そのためナースコールの機能を確認して、効率よく作業ができるようになるか、業務のムダを省けるかという視点で選ぶことが大切です。

業務効率化につながる無線ナースコール「ココヘルパ」には以下のような機能が備わっています。

  • スマートフォン対応

「ココヘルパ」はスマートフォン対応を基本としたナースコールです。PHSと比べて映像を見ることができるほか、同時に複数の呼出情報を一覧で確認することができるなど利便性が高く適切な判断が可能となります。

  • 映像確認

ナースコールが通知された際に、スマートフォンから居室の映像をリアルタイムで確認することで、訪室前に状況や緊急度を把握できます。

  • 介護記録システムとの連携

介護ケアの記録システムをすでに導入している場合、ナースコールシステムと連携できれば便利です。「ケアスタンプ機能」があるココヘルパであればスマートフォンからその場で記録することができ、介護記録ソフトとも連携が可能なためメモをしたりスタッフルームに戻ったりする手間がなくなります。

  • 他社センサーとの連携

ベッドセンサーやマットセンサーなどとナースコールを連携できれば、それぞれの専用端末を持ち歩く必要はなくなり、端末が増えることでの負担や手間を削減できます。

  • インカムとの連携

ココヘルパはナースコール一体型インカム「スマートインカム」を活用することで、入居者との通話はもちろんスタッフ間の通話や内線などあらゆる通話を1つに集約できます。骨伝導タイプのスマートインカムはハンズフリーで使用できるため、作業を中断することなくスムーズな通話が可能です。

ナースコールの機能によって業務効率化を図ることができれば、介護業務にも余裕がうまれケアの品質向上も見込めます。入居者にとってもメリットにつながるため重要なポイントといえます。

長期にわたり使用ができるか

ナースコールは長期的に使用できるかどうかを確認することも重要です。

まず、故障したときの修理や交換など、どのようにサポートしてもらえるかを確認しておく必要があります。有線式のナースコールの場合、一箇所の修理が行えず総入れ替えが必要となるケースもあります。一方、無線ナースコール「ココヘルパ」は、壊れた箇所だけの部分的な入れ替えが可能な仕組みです。各機器を耐用年数ごとに部分的に交換することで、永続的な使用ができます。また有線式の場合、断線してしまうと使えなくなってしまう懸念がありますが、ココヘルパは無線のため、断線する心配がありません。

次に、ナースコールの拡張性も考慮しておくこともポイントです。ココヘルパは、他社の介護記録ソフトや見守りセンサーなどとの連携ができるほか、ココヘルパで使用するWi-Fiをほかの機器でも使用が可能です。介護現場のICT促進において、二重に投資するといったことの防止にもつながります。ココヘルパは拡張性が高いため、長期的な使用が可能となります。

施設規模や課題解決に適したシステムが備わっているか

ナースコールは、施設規模に適したものや解決したい課題に合わせて選ぶことがポイントです。
介護施設の規模の大きさや施設が抱える課題はそれぞれ異なります。「小規模な施設なのでシンプルなナースコールがいい」「転倒・転落・徘徊リスクを防止できるように見守りを強化したい」など、介護施設の要望にあわせてナースコールの機能が備わっているかを確認しましょう。

ココヘルパは全7モデル展開のため、施設の課題や入居者の状態にあわせた提案が可能です。

コール機能のみのシンプルなものから、入居者と会話ができるもの、映像と会話で状況確認ができるもの、センサー一体型の映像付ナースコールで離床や身体異常などの状態変化を通知できるものなど、幅広く取り揃えています。

導入のしやすさもチェック

ナースコールは導入のしやすさもチェックしておくことが大切です。
たとえば有線式のナースコールだと、スタッフルームに設置する親機と各居室の子機を有線でつなぐ必要があるため、大掛かりな配線工事が必要です。各居室での工事が必要なため入れ替えする際には、入居者に移動してもらうなどの対応をとらなければなりません。一方、無線式のナースコール「ココヘルパ」であれば、配線工事の手間やコストが抑えられるため導入しやすいといったメリットがあります。

■まとめ

ナースコールは入居者と介護スタッフそれぞれが使いやすいものを選ぶことが大切です。入居者の状況にあわせたもの、スタッフの業務効率化を図れるものなどのポイントを意識して最適なナースコールを選びましょう。
ナースコール選びに迷われた場合は、ジーコムまでご相談ください。ジーコムでは、介護施設専用無線ナースコールシステム「ココヘルパ」を提供しています。ココヘルパはシンプルな機能から豊富な機能を搭載したものまで全7モデルを用意しているため、介護施設の規模や課題にあわせた最適な提案が可能です。無線式で導入しやすく、自社での開発・生産のため長期に安心してご利用いただけます。ぜひ一度お問い合わせください。

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